レトロなカーオーディオにインスパイアされたステレオレベルインジケーターになります。カスタムPCBと3Dプリンターで作成したエンクロージャーにレーザー加工したアクリルフロントパネルを取り付け・組み立てたものになります。


🎶 音を「見る」楽しさを、もう一度。
ここ10年でカーオーディオの世界は大きく進化しました。
コンパクトなヘッドユニットや高性能な外部DSPアンプの登場により、省スペースで高音質な音楽体験が誰にでも手軽に楽しめるようになりました。
確かに、音質や操作性の面では飛躍的な進歩です。
しかし同時に、“音楽を楽しむ感覚”そのものが、どこか無機質で味気ないものになってしまったようにも感じています。
かつて――
80年代から00年代にかけて、車と音楽が文化として熱を帯びていた時代。
Pioneer、SONY、KENWOODなど、各社が独自の個性を持ったカーステレオを次々とリリースし、夜のドライブを彩るグライコやVUメーターのきらめきに、心を躍らせた人も多いのではないでしょうか。
現代のカーオーディオは「聴く」ことに最適化され、
ビジュアライザーや動きのあるインジケーターは姿を消しました。
確かに実用性は高まったものの、そこには“音を感じる”という情緒的な体験が、少し失われてしまったように思うのです。
🔧 音楽の楽しさに、もうひとつの“動き”を。
このVUメーターは、音楽を“見る”という新たな楽しみ方を提供します。
信号待ちの一瞬に、揺れる光をぼんやりと眺めてみたり。
「あ、この曲ってこんな動きをするんだ」——
そんな気づきが、あなたのドライブをちょっと特別な時間に変えてくれます。
音楽に+1の楽しさを。
あの頃のワクワクを、今のクルマにも。
仕様
駆動電圧 | DC 7-12V |
駆動電流 | 100mA |
ディスプレイモード | V1: 7種類 (PCBモデル・FWバージョンによって差があります。) |
サイズ (縦/横/高さ) | 32.4mm x 160.4mm x 21.1mm |
素材 | フロントパネル: アクリル板 (キャスト製 ) エンクロージャー: ABS製 |
重量 | 77g |
付属品 | 5ピンハーネス 1本 |
3D CADで設計されたエンクロージャーとレーザー加工機にて彫刻・切断されたアクリルパネルおよびカスタム設計されたPCBで構成されています。また、ボタンも前面から操作できるよう設計されていますので利便性も向上しています。

ハーネスをコネクタに接続して利用せずに直接基盤にはんだ付けすることが可能です。両脇に配線を通すための穴がありますので背面をフルフラットにすることが可能です。

🔧 取り付け例
S660に取り付けた場合


🎛️ 動作モード・設定モード
🆔 バージョンの見分け方
バージョン | Daughter PCBバージョン |
---|---|
V1 | 900-V1.1 |
V2 | DB_12 |
バージョンを確認するには、基盤背面に取り付けられているDaughter PCBバージョンに記載されている文字を確認してください。
🔌 接続方法
以下の5本の配線で構成されています。接続時は極性にご注意ください。
配線名 | 用途 | 接続先例 |
---|---|---|
+12V | 電源プラス(DC 12V) | バッテリー+、ACCなど |
PGND | 電源マイナス(GND) | 車体アース、バッテリー |
LIN | 左チャンネル音声入力 | オーディオ出力(L) |
RIN | 右チャンネル音声入力 | オーディオ出力(R) |
SGUD | オーディオ信号 GND | オーディオ機器のGND端子など |
家庭用オーディオシステムとの接続方法

カーオーディオとの接続方法
準備中・・・
🛒 購入方法

仕様 | 価格 |
---|---|
Black Edition – ブラックエディション | 24,800円 |
Stainless Style Edition – ステンレススタイルエディション | 26,800円 |
Copper Style Edition – コッパースタイルエディション | 26,800円 |
オプション

製品名 | 詳細 | 価格 |
---|---|---|
SRD-101 (開発中) | 車載用ハーネス | 2,000円 |
SRD-102(開発中) | 3.5mm ジャック入力 RCA 入力 付属品: 12V電源ケーブル | 3,500円 |
SRD-103 (開発中) | ビジュアライザー用アンプ 1入力 – 5出力 各出力に対してGAINを設定可能 | 3,800円 |
⚠️ 注意
- 本製品は個人製作によるもので、一部外装には3Dプリント特有の積層痕や、フロントパネルに微細な仕上げの粗さが見られる場合がございます。これらは製造工程上の特性であり、動作や性能には影響ございません。製品の特性としてあらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
- 動作電圧は7〜12V、消費電流は100mA以上での動作を想定しています。12Vを超える電圧での使用や、電源の極性(+と−)の逆接続は絶対に行わないでください。故障やLEDバーの破損につながる恐れがあります。
- まれにごくわずかな高周波ノイズが発生する場合があります。その際は、信号入力ケーブルの接続部分を確認し、可能であれば芯線2本のシールドケーブルに交換することをおすすめします。
- 本製品はマイコンによるサンプリング処理を行っているため、デュアルチャンネルの信号が同時に高速で変化する場合、左右のバーグラフ表示にわずかな振れ幅の差が生じることがあります。これは正常な動作であり、不具合ではありません。