10inchラックにデッキを搭載してみました。デッキのDSP機能を用いてサウンドチューニング可能。デスク用のスピーカとしても利用できそうです。そして何よりカッコいい!
10インチラックとは?
10インチラックは、サーバーラックやプロ用オーディオ機材でよく見かける19インチラックの小型版です。幅が約25cmとコンパクトで、机の上や小さな棚にも置けるのが特徴です。ハーフラックサイズのため本来は、業務用機器(ネットワークルーター・スイッチ)などを格納を格納しますが、この規格を利用してオリジナルのデバイスを格納することもできます。

机に置けるミニサイズの魅力
一般的なオーディオラックは大きく、置き場に困ります。バブル時代のKENWOODのコンポセットだと約一畳分は占領します。10インチラックなら省スペースで、デスク上に気軽に設置して楽しむことができます。ケーブリングをしておけば持ち運びもしやすいです。
ユニットを好みに並び替える楽しさ
ラックシステムでは、ユニットを自由に入れ替え・並び替えられるのが特徴です。

デッキをを中心に配置したり、VUメーターやアンプ・液晶画面などを組み合わせたりと、メーカ既存品には無いオリジナルのオーディオシステムを構築できます。標準規格のためネットワークスイッチやPCなどを搭載してネットワークオーディオシステムを構築することも可能です。
テスト用デッキをラックに取り付けてみる
カロッツェリア DEH-P650

ヤフオクで「カロッツェリア DEH-P650」を仕入れてきました。本体価格1,500円で送料込み3,000円弱でした。ドルフィンを搭載したデッキが欲しかったのですが今回はテスト用なので十分です。
1DINサイズは1Uより大きい?
ここで気をつけたいのがサイズ規格の違いです。
- カーステレオ:1DIN(高さ約50mm)
- ラック規格:1U(高さ44.45mm)
1DINは1Uよりも少し背が高いため、そのままではラックにピッタリ収まりません。2Uでブラケットを設計して余白を持たせるか1Uで若干縦幅を大きくするしかありません。
ラックマウント用ブラケットを設計する
1DINを2Uで固定できるようにするためのマウンタを設計しました。2Uサイズで1DINとCS-150Rを固定することができます。

傾きやぐらつきもなく良い感じです。現状だとデッキの背面は裸のままですがI/Oパネルを作成して簡単に脱着できるように設計したいと思います。
このラックを軸にいろいろと作っていきたいと思います。よろしくお願いします。